自動車購入-販売店と低金利ショップの違い

自動車

一般販売店で自動車購入する場合

ディーラーでの購入

自動車購入をする際には一般的に、ディーラーと呼ばれる新車中古車の販売店で購入することになります。

新車購入

新車を購入するメリットとして、“新品でキレイ”という店はもちろんですが、その他にも“車検の期間が長い”“メーカー保証が付いている”“利用者特有のクセが付いていない”などがあります。

このような車両そのもののメリット以外にも「新車を購入する際の自動車ローンは、一般的に低く設定されている」という点が挙げられます。

中古車購入

中古車購入の最も大きなメリットは「価格が安い」という点になると思われます。実際にプレミアなどの例外は除き、一般的には新車に比べ格段に安い金額で購入することが出来ます。

ただし、価格が安い分、上記のような新車購入のメリットは得られにくくなってしまいます。

 

ディーラーの残価設定ローン


新車購入でも中古車購入でも、自動車ローンを組んで買うことができますが、一般的にディーラーで組む自動車ローンは、金利が高く設定されています。

その為、近年では、より自動車購入がしやすいように「残価設定ローン」というローンが登場しています。

このスタイルのローンを利用する事で、場合によっては総額の半額分のローンで新車を購入することも可能になります。

 

残価設定ローンとは

数年後にディーラーに売り戻すことを前提にした自動車ローンで、予め設定された年数が経った時には、予定通り売り戻す他に、同じディーラーで新たに新車購入をするか、または、買い取り価格分を支払って乗り続けるかを選択することが出来ます。

この残価設定ローンのメリットは、月々の支払い額を安く抑える事が出来る点にあります。

月々の支払額を安く抑える事が出来る理由は、予め数年後の買い取り価格を設定して、ローンの支払いは、その買い取り価格を差し引いた金額でローンの返済金額を設定する為です。

多くの場合、3年後のディーラーの買い取り価格を新車価格の半額に設定し、残りの半額分を3年ローンで支払います。

3年後のディーラー買い取り時には、その時点での査定金額で買い取ることになる為、査定額が設定した金額を上回る場合には、差額分がディーラーから購入者に支払われます。

逆に、下回る場合には、その差額分は購入者がディーラーに支払わなければいけません。

 

カーリースと残価設定ローンの違い


残価設定ローンと類似していると思われる方法の1つに「カーリース」があります。

カーリースは、レンタカーを長期化したもので、毎月レンタル料を支払って自分の車のように自由に乗る事が出来ます。

この類似しているカーリースと残価設定ローンには下記のような違いがあります。

残価設定ローン カーリース

登録諸費用 別途購入者が支払い リース料に含む
メンテナンス諸費用 別途購入者が支払い リース料に含む
ガソリンなどの消耗品費用 別途購入者が支払い 別途購入者が支払い
税金 別途購入者が支払い リース料に含む
保険料 別途購入者が支払い リース料に含む
その他、3年を超える場合にはメンテナンス料に車検代なども含まれてきます。
また、オートリースの場合、頭金は不要ですが、残価設定ローンの場合には必要である事が多いようです。

注意点

残価設定ローンは、多くの場合、新車の半額の設定でローンを組み、その為に月々の支払いを安く抑える事が出来ます。

しかし、実は金利がかかる価格は、差し引かれた半額の価格ではなく新車価格で金利計算がされます。

その為、通常の全額ローンに比べ金利が同じでも高い利息金を払うことになります。
それは、ローンの金利が“全額にかかる利息の利率”ではなく、“その時点の残額に対する利率”を示している為です。

つまり、通常のローンの場合は、支払いが進むにつれて元金も少なくなっていくので利息額も少なくなっていきますが、残価設定ローンの場合は、最後の支払い時でも元金の半額が残っていることになる為、利息額の減り方は通常のローンの半分程度にしかなりません。

残価設定ローンで購入する際には、通常のローンと見積書を見比べた上で、どちらが希望に添った支払い方法かを検討する必要があります。

 

低金利ショップで自動車購入の場合

現在、最も金利を安く自動車を購入する方法として、「低金利ショップ」を利用して購入する方法があります。

一般的に「低金利ショップ」と呼ばれている販売店では、場合によっては0.01%もの低い金利で自動車ローンを組むことも可能です。

低金利ショップとは

「低金利ショップ」は、その名の通り低金利のローンで販売している販売店になります。

この低金利ショップの最大のメリットは、その金利の低さですが、もう1つ大きなメリットと言えるのが「ディーラー保証」が付いているという事です。

低金利ショップでは、新車をディーラーから仕入れて、その新車を購入者に低金利で販売します。ディーラーは新車を販売している(低金利ショップに卸している)ため、車両事体にディーラー保証が付いており、購入後のメンテナンスなどは、そのディーラーで行うことが出来ます。

つまり低金利ショップは、ディーラーと購入者の仲介を行っている販売店だと言えます。

低金利設定のメリット

低金利の自動車ローンは、単に金利が低いというだけでなく、様々なメリットも含んでいます。

各販売店のメリット

購入者にとっては、より低金利のローンを利用する事が出来る上、ディーラー保証まで付いているので、その分メリットが大きくなります。

低金利ショップの場合は、購入後のアフターケアをする必要がなく、例え低い利率であっても確実に収益が出すことが可能で、何より、ディーラーとのパイプさえあれば、在庫などで大きな経緯がかかることもない為、大変収益率が高いシステムだと言えます。

ディーラーにとっては、店頭で購入してもらった方が高い利益率で販売できるので、その点ではマイナスにはなってしまいますが、低金利ショップを利用することで、店頭にくるはずのなかった顧客をも獲得出来るというメリットがあります。

また、購入後のメンテナンスをディーラーで行ってもらうことで、そこからの収益を挙げる事にも繋がります。

購入者のメリット

「低金利ショップ」と呼ばれるように、購入者にとっての最大のメリットは、支払い総額の安さです。

具体例として、200万円の自動車ローンを組んで5年(60回)の個低金利・均等払いを想定した場合

<ディーラー購入の自動車ローンの場合>

(年金利4%と想定)

36,833円/月、総額220万9982円の支払いになります。

<低金利ショップの場合>

(年金利0.1%と想定)

33,418円/月、総額200万5087円の支払いになります。

上記の例では、月々の支払いで3,415円の違いと、総額で20万4895円の違いが生まれます。

この計算は非常に単純化させている為、諸経費などは考慮していません。
しかし、諸経費は基本的には、どの販売店でも大差が無く、逆に大差が出るような販売店は悪質な上乗せをしている可能性もあります。

注意点

実際に購入する際には、担当営業と値段の交渉をする事も可能になりディーラーでも場合によっては大きく値引きをしてくれる場合もあります。

しかし、低金利ショップでは値引き交渉には応じる事は無いそうです。

その為、上記の場合でディーラーが仮に20万円の値引きを行い、借入金額を180万円に抑えることが出来れば、33,149円/月、総額198万8984円の支払いになり、逆に1万6103円安くすることが出来ます。

つまり、1ヵ月あたりの返済額を抑える為に、返済期間を長く設定する場合には、年金利の低い低金利ショップの方が格段に安くなりますが、返済期間が短い場合は、この価格差は小さくなり、ディーラーの値引額が大きい時には、総額で逆転する場合もあります。

また、低金利ショップはディーラーから新車を安く仕入れることで成り立っているため、車種などによって設定される金利は変わってきます。

さらに、基本的には低金利ショップはメーカーに関係なく購入することが可能ですが、そのショップが持っているパイプのディーラーから仕入れるため、ショップによって扱える車種が大きくことなってきます。

その為、希望の車種が低金利ショップでは購入出来ない場合があります。

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